A:お年賀の品は、高額で大仰なものではなく、少なめでいいです。清酒1本分ということで千円から2千円程度のお菓子や果物、お酒など、いっしょに飲酒できるものもいいと思います。共に祝って酒を飲み交わすという意味で、清酒1本分と考えると分かりやすいと思います。特にお歳暮を贈っていないお宅に伺う場合は、お年賀の品を忘れないようにしましょう。
A:祝儀は薄く、不祝儀は厚く。が基本です。災害や火事は不祝儀ではないですが、こういうときのお見舞いこそ、多めにというのがいいと思います。大震災で家が倒壊した、火事で全焼した、大雨や洪水で被害を受けた、などというときには、できるだけのことはしてあげたいと思うものです。友人、知人の場合、通常、現金での災害見舞いは、5千円から1万円が目安とされていますが、被災状況に合わせて精一杯のことをしてあげましょう。大切なのは、迅速な対応です。
A:お見舞いには花を贈ることが多いですが、治療費など、何かとお金がかかるときなので、お金の方が助かる、という人もいます。金額は、親戚なら1万円、友人・知人なら5千円ぐらいが目安です。見舞いではありますが、包みは紅白の水引きの祝儀袋を使います。祝儀袋は、のしのついてないものを使って下さい。のし=長引く、ととられるので。
A:向こう三軒両隣といいますよね。マンションなどの集合住宅であれば、両隣と上下の階のお宅、また管理人さんや大家さんにも、ごあいさつに伺いたいものです。あいさつ回りの品は名刺がわりです。相手が負担に思わないぐらいの金額ですね。引っ越しそば1枚分として、5百円から千円ぐらいがいいでしょう。その予算でタオルや消耗品など用意するといいでしょう。